台湾日記④ 行天宮そして雨の九份

台湾4日目の朝です。
明日の朝5時には、ホテルを出発して帰国の途に着きます。

実質最後の台湾での1日。
まずはホテルで朝食を食べて、すぐに地下鉄で行天宮に向かった。



目的の行天宮へは、1回乗り換えて次の駅。
台北の割と中心部にあるお寺です。





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月曜の早朝だからか、人は少な目だった。あいにくの雨だったしね。
屋根の朱の色がとても綺麗だな~。



中に入ってみました。

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人が少ない分静かで、雰囲気も厳かです。
青い法衣を着ている方々は「功労生」と呼ばれるボランティアの方たち。
読経をされたり、案内をされているそう。




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この画像と、昨日の龍山寺の画像との違いわかりますか?
(ヒントは参拝者の手)

行天宮では、今年の8月から環境汚染対策の為、お線香の利用が廃止になったそうです。
なので皆さん、お線香をおでこのところに持ってお祈りするのではなく、このように手を合わせています。

私達も手を合わせて参拝。




参拝した後は、またおみくじを引いてみました。


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この中から木片を2つ手に取って、心の中で自分の名前、年齢、住所と聞きたいことを神様に告げます。
そして、おみくじを引いてもいいか尋ねてから地面に転がします。





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これが転がった状態。




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地面で木片がこの状態だと「表と表」なのでもう1度やり直し。





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これだと「裏と裏」なので、やっぱり再度やり直し。
じゃ~、どうだったらいいの?と思いますよね。

これです、これ↓




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「表と裏」。
この状態になって、初めてくじを引きます。



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この中から1本取ると、数字が書いてあるので数字を暗記して戻します。
そして、再度本当にこのおみくじでいいのかを確認するために木片を地面に転がし、「表と裏」が出たらおみくじが引けます。
本当はこの時に、3回連続で「表と裏」がでないといけないらしいけど、観光客は時間もないだろうってことで1回で免除(笑)




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日本語を話せる方がいて、ざっくりと解説してくれました。
後から良くなってくるって。
それは良かった(笑)




行天宮のすぐ近くには、占い横丁があります。
友達が「江さんという占い師さんに見てもらおうかな~」と言うので行ってみた。
午前中の早い時間帯だったからか、残念ながら江さんなまだ来てなかった。
日本人観光客と思われる女性たちがたくさんお店の前で順番待ちをしている一角があった。
貼り紙を見たら「横町の母」。
〇〇の母、は日本人好きそうだもんね。



その後、場所を移動して少し買いものをして、お昼ご飯へ。
最後の日だから、食べたいと思っていたけどまだ食べてないものをチョイス。

まずは台湾名物、魯肉飯(ルーローファン)を。
これはガイドブックには100%載ってる台湾の丼ぶりご飯だ。
やはり食べておかないと。



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どーん。手前がその魯肉飯(ルーローファン)。
サイズを選べたので、とりあえず小さいサイズを。
これ、日本人の口にとっても合う。
挽肉を油で炒めて、お醤油とお砂糖とお酒と生姜と八角入れたら、この味にかなり近くなりそう。
このつゆがまたご飯に沁みて美味しい。

そして、大好きな豚足。
沖縄で食べた味ととても似てる。
台湾と沖縄近いからかな~。




どうしても小龍包を食べておきたかったので、お店を変えた。

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ジューシーだったけど、この小龍包は普通かな~。
それよりもプリップリッのエビのすり身がびっちり入ったエビワンタンスープが驚くほど美味しかった。

友達は連日の過食で少し胃にきているようで、小龍包を3つでストップ。
私も普段はどちらかというと小食の方だと思うけど、旅のシュチュエーションが胃を拡張させているのか残りの小龍包を完食。





郵便局の前に飼い主さんといたワンコ。

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飼い主さんの用事をじっと待つこの奥ゆかしい表情。
今回の台湾の旅で見たベスト1のワンコだ。





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ベスト2はこの子~♪
牛柄のボディー。そしてこのちょっと困ったような表情。

台北市内には、小型犬を連れている人がとても多かった。
ダントツでプードル。
見た犬の7割はプードルだった。
抱っこして夜市に来てる人もよく見かけたし、街中には動物病院もあちこちに。



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びっくりしたのはこの動物病院。
7科に分かれていて、先生も大勢。しかも24時間。
人間のかかる総合病院並みだった。



いったん、荷物を置きにホテルへ。
途中、足が止まった。
素通りできないものを発見してしまった。



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エッグタルト~~~!!
何が好きって、これが大好き!
お昼食べたばかりだけど・・・・・食べたい・・・・・まぁ、1個なら大丈夫でしょ~と。



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お腹がいっぱいの友達もこれは別腹。
その場で出来たてアツアツを頬張った。
なんな~ん、この美味しさ!!
もう1個食べたい。本気で思った。
でももう一人の自分が「明日、飛行機に乗るのにお腹痛くなったらどうする~。シートベルト着用のサインが出てる途中に困ったことになったらどうする」とささやく。

その声でなんとか踏みとどまれた。




ホテルに荷物を置いて、すぐに九份行きのバスに乗るために地下鉄を乗りついでバス乗り場へ。
九份へは、駅を降りたところのSOGO(そごう)の近くから出ていると、書いてあったけど、周りをぐるっとまわってみても乗り場がよくわからない。
本当に偶然、少し遠くに停まっているバスがどうやら九份行きらしいことがわかり、あわててバスへ。
ギリギリで乗車したようで、私たちが乗ってすぐにバスは発車した。

九份までは、バスで1時間から1時間30分。
結構、長い道のりだ。
夜景が綺麗だと聞いたから、4時過ぎに着くようにして暗くなっていく九份を堪能する予定だった。
九份に着くまでは。

九份に着いて、堪能できるどころではないことを知る。
雨が横殴りで降っていて、まるで嵐のようだった。



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傘はあまりの風の強さにさしている方が危険だったので、すぐにカッパを羽織って、どしゃぶりの中を歩く。
少し歩くと、アーケード街のような場所があって、そこだけは雨を少ししのげた。

気温は多分一桁だったと思う。
寒さがジワジワと効いてくる。

あ・・・・・・豆花。
この寒さの中で、一筋の光のように見えた(笑)

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かぼちゃ団子が入っていた。
何よりこの暖かさが嬉しい。



少し体が暖まったので、また歩きだした。
ひぇ~、寒い・・・・・
途中、オットから頼まれたカラスミを買えた。



そして、なんとか「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所と言われているお店に着いた。



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これね、これなのね~。
台湾に来る前夜にムリくり映画を観てきて良かった~。
真っ赤な提灯が綺麗だった。
寒かったので中に入って、お茶を飲むことにした。




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お店の人が最初に入れ方を教えてくれた。
1番茶、2番茶、3番茶と少しずつ苦味が増していく。



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お茶とセットになっていたお菓子。
これ、ほんとどれも美味しかった。



さぁ、だいたい周ったし、台北市内にもどらなくては。
バス停を探して、雨の中10分くらい歩いて、人が固まっている場所を見つけた。
行ってみたら小さな小さな停留所。
雨ももちろんしのげない。

風でカッパがめくれて、ジーンズは絞れそうなくらい。
もちろん靴は靴下までグシャグシャ。
あまりの寒さに体の震えが止まらない。

タクシーの運転手さんが手で2と5を指で合図して横を行ったり来たりしている。
250元だったら1000円だから乗るけど、2500元だったら1万円か~。
とぼんやり考えいたら、近くにいた20代前半の女の子に「一緒に相乗りしないか?」と声をかけられた。
聞くと彼女たちはベトナムから来ているらしい。
すぐに「Yes!!」と答えたけど、雨の中よくよく見てみると・・・・
あれ、4人いるよね。
私と友達とで6人になるけどタクシー乗れるのかな?
声をかけてくれた白い帽子をかぶった女の子が「1人250元だけど、今200元にしてもらえるように交渉してくるから」とまた、運転手さんの所へ行った。
ものすごい行動力だ。
感心していたら、残念そうな顔で戻ってきた。
いや、きっと金額じゃなくて人数だと思うな~。

それから少しして待っていたバスが到着した。
バス停には、かなりの人が待っていた。
みんな座れるのか。
この寒さで冷えた体で、1時間以上立つのはつらい。
ドアが開いた瞬間、なだれ込むようにして人が一斉に乗り込む。
比較的前の方でバスを待っていた私と友達はバスの真ん中へんの座席に座ることができた。
周りを見渡すと、ベトナムの女の子たちも全員、私達の前方に座っていた。
意外と大きなバスだったようで、待っていた人は全員座れたようだった。
良かった~と思っていたら、バスが発車する直前に小学校の低学年くらいの女の子を連れた家族が3人乗ってくるのが見えた。
家族は前方の方に並んで立っていた。

バスが走りだして少ししてから、白い帽子をかぶったベトナムの女の子が通路に立っているのが見えた。
もしかしたら・・・・
「ねぇ、あの子、もしかしたら、子供に席を譲ったんじゃない?」友達に聞いてみた。
「立って、友達と話してるんじゃないの?」

そうだよね・・・・だって、あの子が一番タクシーに乗りたがってたしね・・・・・
そう思ってまた、その子の方を見た。
いや、誰とも話してない・・・中腰で立ち上がって前を見たら、やはりそのベトナムの子の席には子供が座っていた。

あぁ・・・・・すごいな~・・・・と思った瞬間、涙が出た。
あんな疲れ切った状態の中、それが出来たあの女の子はすごいな~って思った。

私があの子くらいの年齢で、今よりも体力があったとしても同じことができたかな~。
もしも乗ってきたのが子供じゃなくて、年配の人だったら代わっただろう。
でも子供だったら自信ないな・・・・・

そんなことを考えていたら、次のバス停で降りる人がいて、ベトナムの女の子は後方のその空いた座席に座れた。
振り向いてみたら、疲れきっていたからかすぐに寝ていた。
寝ている顔を見て美しいな~と思った。
顔の造作じゃなくて(その子は美人さんだったけど)、人としての品みたいなもので。
人の品が現れるのって、案外こんな時だったりするのかもしれない。



バスに乗っている間も、体はどんどん冷えていく。
バスを降りてホテルの近くまで戻ってから、とりあえず暖かいものを食べることにした。
食べないではいられなかった。

歩いていて見つけたお店にとりあえず入ってみた。
地元客で混んでいる。
メニューの文字を指さしで指し示す。

麺とつくもの、汁とつくもの。あとは餃子を。

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これ、完全に間違えた。
牛肉麺って書いてあったから、白いスープの麺の上に煮込んだ牛がのってると思って頼んでしまった。
寒さで、美味しいものをみつけるレーダーがおかしくなったのか。
向かいの人が食べていたワンタンメンがとてもおいしそうだった。

味は・・・・想像していたのと違うと思っていて食べているのがダメだったのか、普通でした。




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海苔のたんまり入ったスープ。これは懐かしい味がして美味しかった。




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餃子は、皮がモチモチで具も美味しくていけた。
胃の調子があまり良くない友達が3つ食べてごちそうさま。
(調子があまり良くないのに、つきあわせて食べさせてしまってごめんね)

餃子好きとしては残すことはできなかった。残りは全部食べた。
牛肉麺は残してしまったけど。


フラッフラッでホテルに戻って、フラッフラッで荷物のパッキング。
雨と寒さって、体力を奪うのね~。


念の為、胃腸薬を飲んで就寝。

最後の夜が終わった。




長い、長い台湾日記を最後まで読んでくださりありがとうございます。

台湾は人が親切で、治安が良くて、食べるものが美味しい国でした。
旅から帰ってきて、また日常の生活に戻り、台湾であんなに食べまくった日々が幻のようです。

人には、何に重きをおくかがそれぞれ違います。
着るものの人もいるでしょう。住むところの人もいるでしょう。
今回私は、食べることと、旅をすることが自分のパワーの源だと改めて知りました。

そしてたくさんパワーを蓄えすぎて、ついこんな長文を書いてしまいました(笑)


でも次の日記からは通常の日記に戻ります。
いえ、戻しま~す(笑)
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by peach-jamjam | 2014-12-18 16:37 |