台湾日記② ベアショーそして夜市へ
2014年 12月 15日宿泊したホテルは「中山駅」という地下鉄駅から徒歩1分の距離。
ショーのある会場の最寄りの地下鉄駅までは、乗り換えなしでいけるので、背中に大きなリュックと手に大き目の鞄を1つ持ち、駅へ向かった。
土曜の朝だからかな~。とても空いている。
そして新しく綺麗。
最初に画面に触ると、金額がずらっと表示される。
私の行きたい駅までは20元だったので、20元のところをタッチすると、お金を投入する穴が開くのでそこにお金をチャリン。
これがキップです。
プラスチックでとても軽いから、これで通れるの?と一瞬ビックリするけど、自動改札機にかざすとちゃんと反応してパッと開く。
帰りは自動改札機の穴に入れるとまた開閉。
それにしても地下鉄代がとても安い。
円安状態でも、日本円で80円。
駅から少し歩くと、ハワードホテルに到着。
とても大きくて綺麗なホテルだった。
オープン1時間前に着いて、テーブルセッテング開始。
両隣が日本からの作家さんでとても心強い。
初めての台湾でのショーだったけど、作家さんたちからパワーをもらって、最初から不安な気持ちになることなくすんなり準備に入ることができた。
日本からすべてのものを手持ちしたので、ディスプレーが寂しかったな~。
布もなるべく軽いものをと探したら、無地でこれ!!ってのが見つからなくて、こんなガチャガチャした柄物を選んでしまったし(笑)
まぁ~、いつもと違ってて、たまにはいいかな~と良い方に考えてセッテング終了~。
ショーが始まった。
実は今回、ショーがあるから台湾に来たという意味合いよりも、前々から行きたいと思っていた台湾でショーがあるから来たという方が大きくて、台湾の人にベアを見てもらえたらいいかな~、でも1作品くらいお迎えしてくださる方がいたら嬉しいな~くらいの気持ちだった。
だからショーがはじまって少しして、若いOLさん風の方がベアを指さしてお迎えの意思を英語だったか中国語だったか忘れちゃったけど示してくれた時は、びっくりして「本当に?」って日本語で言ってしまった。
多分、ちょっと声がひっくり返ってたと思う。
あんまり嬉しかったから、記念撮影をお願いしたくらい(笑)
なんだか、初めてベアのショーに出た時のこととか、初めて作品をお迎えしていただいたこととか思い出しました。
もう20年近く前のことだけど、だんだんと薄れてしまっていた大切な記憶。
経験が増える度に、いろんなことに慣れてしまって、大切なことを忘れかけてました。
ショーではびっくりすることもありました。
「これ」ってスマフォの画面を見せてくれた台湾の女性。
見たら、私のベアの写真。
しかも今年の東京のコンベンションの。
あ・・・・・この方、東京のコンベンションで会ってる。すぐに思いだした。
日本語で「かわいいね、かわいいね」って言ってくれた人だ。
その彼女は手に2作品持ってどちらかにしようと悩んで悩んで、結局2作品とも連れて帰ってくれました。
ショーの終盤、なぜか会場が急に混みだして、作品たちがお迎えされていき、終わってみたら半分以上が旅立っていきました。
本当にありがたいことですね。
また心をこめて作品を生み出していこうと強く思いました。
ショーが終わり、嬉しい気持ちをかみしめたままテーブルの片づけ。
普段なかなかお話することができない日本の作家さんたちとも、たくさん交流できて嬉しかったな~。
台湾に複数回来ている人が多くて、台湾のおすすめ情報も教えてもらいました。
また来年~!台湾で(笑)!!と手を振って会場を後に。
宿泊したホテルの戻ると、トイレの水が止まっていた。
いない間に修理してくれたようだ。
ツアーのオプションで故宮博物館やDFSに行っていた友達も、ちょっと前に帰ってきてたので、少しして夜市へ。
今夜の夜市はベア作家さんおすすめの饒河街観光夜市へ。
饒河の字が難しいから、みんな「ぎんが夜市」って呼んでた(笑)
饒河夜市は、地下鉄の松山駅から徒歩3分。
私たちの最寄駅からは乗り換えなしだったので、またしても地下鉄で。
本当に便利な立地のホテルだ。
ドーン。着きました。
なんだか人がすごい・・・・・
昨日行った夜市よりもかなりお店も多そうな感じ。
まずはベア作家さんおすすめの「胡椒餅」を。
入口の近くのが美味しいって聞いていたけど、もしやあの行列そうかな~。
はい。せいか~い。
行列がすごいということは美味しい証拠。
迷わず並びます。
思ったより小ぶり。
出来立てほやほやをいただきま~す。
半分に割ってみました。
パリッとした生地の中に胡椒が効いた豚の挽肉とネギがたっぷり。
これ、お酒好きな人はかなり好きだと思う。
もちろんお酒飲まない人も(笑)
よし、次のお店行ってみよう~。
あれ、なんだか昨日と違って人がすごい。
人の波に沿って歩かないと、その場でクルクル回りそう。
あまりの人に横道に一本入ってみた。
麺類食べてないから何か麺を食べてみようとお店を探す。
漢字って、便利だな~。
遠くから見ても麺って書いてあるから、すぐにわかるもん(笑)
酸辣湯を頼みました。
看板にも、1文字の違いもなく酸辣湯。
あっ、中国からきた麺だから当たり前だよね。
辛すぎず、程よい酸味。
同じテーブルで食べていた現地の方が「来年ね、日本に行くのよ~」と日本語で話しかけてくれた。
「美味しいよ~」とその方が勧めてくれた料理も、向かいのお店で調達。
見た目・・・・ダメな方はダメなタイプ(笑)
私達もおすすめされてなかったら、積極的に頼もうとは思わなかったかも。
白い部分がプルンプルンとすごい弾力。
中に肉団子。ソースはなんだろう少し甘辛い。
これ、食べてるうちにクセになる。
後日わかったのは、この料理は肉圓(バーワン)というもので、「千と千尋の神隠し」で千尋のお父さんがむしゃむしゃと食べていた肉の塊のようなものがこの料理なんだそう。
思いがけず、食べられたんだな~。
実は「千と千尋の神隠し」を観たことがなかったんだけど、この映画の舞台になった九份に行く予定だったので、慌てて台湾に行く前夜、荷物を詰めながら観てきたのでした。
3軒目のお店を探していたら、やっぱり目がいく豆花のお店。
よし、今晩も食べますか(笑)
プルプルの豆乳とこれでもかと入っているピーナッツ。下には甘く煮た小豆。
これほんと美味しいです。
喉が渇いたので、タピオカミルクティーを。
ところが、歯の矯正器具のせいで、ストローをすえません。
さらに大きなタピオカがストローの途中でストッパー状態(笑)
途中、家族へのお土産を買いながら、夜市の折り返し地点に到着。
そうだ、確かこの辺りに牛乳の塊のようなものを揚げた美味しい串揚げがあるって教えてもらったんだった。
え~と・・・・・あった!!
これです、これ。
初めてみるわ~。
食べてみました。
中からふんわりとした甘い牛乳の味。
一口目は、まぁまぁ、だけど2口目からあれ・・・・これなんか美味しい・・・・
これまたクセになるお味(笑)
折り返しして、お店を見ながら歩いていると美味しそうなケーキの屋台。
でも3つ以上からじゃないとダメって。
その1つがでかい(笑)
これ買って食べたら、お腹・・・・痛くなるかも・・・・でもおいしそう・・・・でも明日は観光が・・・ケーキ食べたい・・・・・お腹痛くなったら辛い・・・・食・・・べ・・た・・・い
友達と2人、ものすごいせめぎ合いに打ち勝ち、なんとかそのお店から離れました(笑)
やったぁ~、私達、明日お腹大丈夫だよ。
と思ったその直後、これなら大丈夫じゃない?とこれ食べました。
小さかったんですよ(いいわけ)
ケーキ1個半より、ヘルシーなんですよ(いいわけパート2)
よし帰ろう~♪と出口近くまで来て私の足が止まる。
な~んなん、あれ?
あのおいしそうでジューシーな食べ物。
あ・・・・鶏肉だって。あわわ・・・・食べたいな~。
2人で1本だから大丈夫だよね~と、誘惑に負けて購入。
でもこれ、お腹いっぱいで食べたのに、すごくジューシーでいけた。
おそるべし、夜市の食べ物。
その直後、噂の大きな鶏のから揚げを発見。
「顔くらいあって、美味しいっ!」って一青窈が、先週のアナザースカイで頬張ってた。
いや、いくら先週見たからって、これ食べたらダメでしょう。
後ろ髪をがっつりと強い力で引っ張られたけど、なんとか前に進み、夜市の外へ。
ホテルに着いて、胃腸薬を飲み、友達と夜市で食べたものの計算。
1人日本円で約500円だった。
あんなに食べたのに・・・・・
これだもの、台湾の人は家で食べないで外で食べるわけだ。
ベアショーに夜市、てんこ盛りの2日目が終わった。
by peach-jamjam
| 2014-12-15 13:30
| 旅